上を向いて歩こうかな

いつの間にか仕事中心の人生になってましたが、これからは楽しんでいきたいです。

山形県東根市~国道347号線鍋越峠ライド

最近はジョギングばかりでなかなか自転車に乗る事ができなかったので、かねてからの計画を思い切って実行する事にしました。

実際は前日まで天気予報と睨めっこをして悩みましたが、カミさんの「悩むくらいならカッパ持って行ってこい」の一言で決定しました。

山形県尾花沢市付近まで輪行して国道347号線の鍋越峠を山形県側から登る計画です。




今回は輪行仙山線に乗り、山形県羽前千歳駅奥羽線に乗り換えて、大石田駅輪行を解除する予定です。

何となく面倒臭かったので、家でパッキングしてカミさんに最寄りの駅まで乗せてもらいました。

いつも通りアップルウォッチでピッ!として無事改札を通過。

輪行もかなり慣れてきました。←この油断が悲劇を呼ぶ(笑)



羽前千歳駅まで1時間チョットで到着。

陸前落合駅からは座れたので快適でした。

初の路線だったので車窓の風景を眺めていたらあっという間に到着しました。

ここで奥羽本線に乗り換えて大石田駅を目指します。



・・・ここで驚愕の事実が発覚。

奥羽本線東北本線と違ってワンマンカー?なんですね。

2両編成でも先頭車両からしか乗り込む事が出来ず、しょうがなく先頭車両に自転車を置くことに。

でも、何故か先頭車両には料金箱が。すっげ~邪魔な雰囲気。最後尾に行こうにもソコソコ乗客がいるので移動が困難。

しょうがなく、駅に着くたびに謝りながら乗っておりました。

さらに、何故ココに料金箱があるのか考えていた所驚愕の事実が発覚。

無人駅が多いのでIC乗車券が使えないようです。乗るときに整理券を取って降りる時に運賃を支払う。もしくは運転士に紙の切符を手渡す方式だったんですね。

で、大石田駅は・・・分かりません。

・・・どうしよう。・・・と思ったら天童駅に到着。

ん?全部の車両から降りられる?・・・という事はココは改札があるんだ!

・・・次の改札がありそうな駅は・・・



ビビリな僕は、さくらんぼ東根駅で降りちゃいました。

案の定改札があり、事情を話してアップルウォッチを渡して運賃を精算してもらいました。

ナビを設定しなおして出発です。

20km位は走行距離が増えるのかな。



RIDER750のナビは国道13号線の旧道を指示してくれて、快適に進んで尾花沢市に難なく到着。

ここからは登り基調のルート。

気合を入れます。



緩い登りを経て徳良湖に到着。

湖畔を廻る前に公園風な場所で補給休憩。



気が付いたら空には秋晴れが広がっておりました。

風も無く、湖面に写る青空がとても綺麗。



湖畔のサイクリンロード?での1枚。

でもサイクリンロードは走りませんでした(笑)



徳良湖湖畔の道路はアップダウンが少なく、車も多くなかったので気持ち良く走る事ができました。

徳良湖を3/4周して、いよいよ国道347号線へ向かいます。



のどかな風景の中をのんびり走ります。

時々吹いてくる秋風が汗をかいた体に心地良い。自転車だからこその感覚です。



いよいよ国道347号線に入ります。



峠に向かう道には蕎麦の畑が点在しており、白い可憐な花に癒されました。



二ッ森かと思われます。どこか象徴的な山容ですね。

左が女山、右側が男山だと思われます。

登るにはかなり険しい山みたいです。



しばらく平坦基調の長閑な風景の中を走ります。

こういう感じの道が大好きです。



徐々に勾配が急になり、いよいよ鍋越峠の核心部へ近づいているのが分かります。

ナビの勾配計では時々10%が表示されてアドレナリンが出てくるのが分かります。

でも足の筋肉は別みたいですね(笑)



途中で”長寿の名水”を発見。

休憩しようと山側のクリートを外して足を着こうとした瞬間、バランスを崩して谷側へ。

はい。立ちゴケです(笑)

人が居なかったのが不幸中の幸いでした。

それでも恥ずかしかったので休憩せずに出発。



このトンネルを抜ければもう少しで頂上のハズです。

がんばれオレの足!



ようやく頂上に到着。

県境の標識は見つけられず、トンネルの中にあったのかな。

ネットでは鍋越峠は緩やかな登り。と書いてあったのですが、僕にはキツかったです。


ここからは下りなのでベストを着こんで出発です。



途中で広場を見つけたので、補給休憩。



宮城県側は快晴。

典型的な秋の空。

紅葉はもう少し後みたいです。



太陽を背にしたススキを見ると秋の風景ですね。

ここから一気に下ります。



森の中を気持ち良く下って行きます。

途中で猿を見かけました(笑)



下りきった後はしばらく田園の中の平坦な一本道を走ります。



薬萊山を横目に快調に走ります。

先はまだまだ長いので調子に乗ってハイペースにならないように気を付けました。



空腹を覚えたので途中のファミマにてオニギリ休憩。

本当に美味しかった。

さぁ、ここから家までは微妙なアップダウンが続きます。



七ツ森まで来ました。

ここら辺で力尽きました。あと40km弱、どうしよう。

そこは自転車の利点。登坂は押して歩く。

攣りかけている足を引き摺って進みました。



最後の補給休憩。

あと30km位かな。

少し足が戻ってきたのでスローペースで行く事にしました。



立ちゴケ(笑)以外は無事に帰宅する事が出来ました。

走行距離105.3km、獲得標高841mは大した数字ではないかもしれませんが、僕には大冒険でした。

帰宅後の一杯が超絶美味しかった。



次はドコに・・・平坦な所を走りたいなぁ(笑)