田園風景を求めて。
精神的に病んできた(笑)ので、のどかな田園風景を求めて大崎平野をポタる事にしました。
もう一つ、坂が苦手なので平らな道がずぅ~っと続くだろう。という甘い考えもありました(笑)
さて、どうなる事やら。
大崎市古川駅まで車で移動
今回新しい試みとして、車で目的地の近くまで移動してみる事にしました。
私の車はスズキのイグニスというコンパクトカーですが、フェデラルでも前輪を外せば入る事が分かったんで実行してみました。
コインパーキングを選ぶ時に一番大事なのが料金です。
例えば30分100円とかっていう所に入ってしまうと、5時間で1000円という事になります。
そこで、大きな駅の近くだと24時間最大〇00円という所があり、何時間止めても定額という夢のような(笑)駐車場があるので、そこを利用します。
今回は最大料金500円という所を利用しました。
とても広い駐車場なので、余裕で車を止めた所で自転車を組み立てる事が出来ました。
古川駅の東から旅のスタートです。
江合川サイクリングロード?
古川駅から涌谷城址までは、国道108号線で行くのが近道だと思いますが、何せ心が病んでいるので(笑)田園風景を求めて、一旦北上して江合川の北岸沿いに涌谷城址を目指す事にしました。
大きな河川沿いにはサイクリングロードがあるかもしれない。という安直な想定に基づいておりましたが、今回は珍しく正解でした。
路面が比較的綺麗なサイクリングロードが田尻川の合流点付近まで整備されてましたので、いつもの通り、のんびりポタポタと走っていきました。
地元の人が作業されているのか、のり面が綺麗に整備されている所が多く、所々花も咲いていてとても綺麗な道です。
植物だけでなく、ホトトギスやウグイスの綺麗な鳴き声が響き渡り、キジやシラサギ、渡らない?白鳥も見る事ができました。さらに、ノラの猫やタヌキも見る事ができました。
遠くだったので未確認ですが、キツネのようなのも居ました。もしかして犬だったかも(笑)
とにかく自然豊かな風景に心が癒されます。
アザミもよく見ました。
コレって登山道で出会うと、チクチクするんで結構厄介な存在だったりします。
今回は被害は無いんで問題なし。
涌谷城址(城山公園)
田尻川の合流点付近から程なくして涌谷城址(城山公園)に到着です。
平野の中の小高い丘の上にありました。
遠目に見ると、上り坂の恐怖を感じましたが、駐車場までのほんの少しの登りで済みました(笑)
涌谷城址(城山公園)には涌谷城址と涌谷神社があり、駐車場は真ん中辺りの公園付近にあり、入り口である大鳥居は一旦南東端まで行く必要があります。
という訳で一礼して観光開始。
最初に目に入るのが、隅櫓(太鼓堂)と城壁の石積です。
とても歴史を感じます。
石段を登った所に隅櫓(太鼓堂)がありました。
もちろん入れません。
隅櫓の前に疑似天守のような資料館があります。
開館前だったのでスルー。
ふと見上げると、仙台市のマークが。
これって家紋なの?・・・後で調べます(笑)
資料館の先には桜並木がありました。
今は新緑です。
日の光を受けてキラキラ光る新緑がとっても綺麗でした。
何やら歴史を感じる石灯篭がありました。
ちゃんと調べろっていう(笑)
駐車場からは涌谷町内を一望する事ができました。
涌谷神社で交通安全を祈願して出発です。
黄金山神社
次に黄金山神社を訪れてみました。
黄金山神社(こがねやまじんじゃ)は宮城県遠田郡涌谷町黄金迫(こがねはざま)に鎮座する神社。日本で初めて金を産出した場所である。延喜式神名帳の「陸奥国小田郡 黄金山神社」に比定される。旧社格は県社。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>
だそうです(笑)
のどかな山中に突然場違いな感のある建物が出現。
百済王がウンチャラとあったので、朝鮮半島の文化遺産を真似た土産物屋ってところでしょうか。
開店時間を過ぎていたんですが、人気が無かったので華麗にスルー。
駐車場に自転車を置いて社殿を目指して歩きます。
参道も人の手が入って、綺麗に整備されてました。
しばらく歩いていくと、社殿がありました。
こちらでも、旅の安全を祈願しました。
駐車場への帰り道に、砂金取り体験の看板を発見。
もちろんスルー(笑)
道の駅米山
このまま古川駅へ戻るのもナニなので、もう少し足を延ばして国道346号線を北上し、道の駅米山に行ってみる事に。
宮城県登米市米山町中津山出身の横綱、丸山権太左衛門の銅像が入り口にありました。
この辺りから気温が急上昇してきて、かなりバテ気味。
ソフトクリームののぼりに吸い込まれていきました(笑)
いちごソフトを食べましたが、普通に美味しかったです。
この日5月としては異例の真夏日だったらしいです。
家族にお土産をという事で、油麩が名物という事でしたが、重量は軽いんですが大きくてバッグに入らない感じだったんで、油麩丼のレトルトにしました(笑)
近くに"道の駅みなみかた"があるようなので、そちらも覗いてみる事にしました。
道の駅みなみかた(もっこりの里)
そろそろ昼飯という事で道の駅みなみかた(もっこりの里)へやってきました。
道の駅米山の近く。と思っていたら、そこそこ走りました(笑)
時間が11:30だったんですが、なんとレストランが準備中。
昼飯は物産店で売っていた、もち田楽とジュースです(笑)
でも侮るなかれ、結構腹がふくれました。
帰路ついでに、蕪栗沼を目指します。
ラムサール条約湿地~蕪栗沼「かぶくりぬま」とその周辺水田~
途中、絶対に30度を超えてんだろう!っていう感じの暑さでヘロヘロになりながら、ポタポタ漕いで行きます。
のどかな田園の中・・・・・という事は日陰で休む所も無い、という事なんですね(笑)
という事で、まずは周辺水田です。
いままで見てきた水田と変わらないような気が。
蕪栗沼に到着。
蕪栗沼は、宮城県北部の平野部にある、面積約150ha(1.5平方キロメートル)の低地性湿地です。周辺3つの水田とともに遊水地として整備されており、増水時に一時的に水を貯めることで周囲の家屋や水田を洪水から守っています。国の天然記念物に指定されているマガンの越冬地で、国内に飛来する半数の約7万羽が利用しており、国際的に重要な湿地を保護するラムサール条約に指定されています。
との事です。
この時は、遠くで水鳥同士がバシャバシャとケンカしてました(笑)
ここで、フェデラルで初のパンク。
暑さでバテバテでもあったので、慌てず騒がずノンビリと持っていた予備の新品チューブと交換です。
丁度良い休憩になりました。
古川駅へ向けて
後は車を止めている古川駅へ戻るだけです。
が、相変わらずの暑さに加えて、向かい風が辛い。
見渡す限りの田園風景という事は、遮るものが少ないので、風がキツいんです(笑)
さらに、地味にアップダウンが多く、どんどん足が削られていきます。
ヘロヘロになりながら、朝に満喫した江合川のサイクリングロードに到着。
これまで以上にノンビリペースで古川駅へ戻りました。